9月展覧会「近世浪華の町人と文人趣味」
(展覧会チラシ表PDF:1310KB) (展覧会チラシ裏PDF:1040KB)
平成24年10月15日(月)~12月1日(土)
開館時間:午前10時~午後4時30分
休館日:日祝日
観覧料:無料
会場:大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
大阪の商人は質素倹約を旨とし、日々の暮らしは質素であったといわれます。また、店訓や家訓では趣味嗜好が制限されていました。にもかかわらず、近年注目を集める大阪画壇の作品群でその中心となるのは、大阪町人自らが筆をとって描いた文人画なのです。木村蒹葭堂は酒造業、岡田米山人は米穀商としての顔を持ちました。時に大阪城の城詰大名と趣味を通じた歓談が身分を超えて成立した、彼らの文雅の趣味と嗜みを紹介します。
連続講座「商都大阪の文化力」
自立する市民の文化力を論じます。
①9月14日「大阪画壇の可能性」
講師:明尾圭造(大阪商業大学商業史博物館主席学芸員)
②9月21日「近代ヨーロッパ都市社会における感覚の共有と文化創造」
講師:塩田眞典(大阪商業大学大学院教授)
③9月28日「大阪の文芸について」
講師:石上 敏(大阪商業大学大学院教授)
④10月5日「懐徳堂と町人意識」
講師:山中浩之(大阪府立大学名誉教授)
⑤10月12日「大阪と文人画」
講師:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館館長)
時間=午後2時~3時30分
会場=GATEWAY4階ネットワークレクチャールーム
定員=60名
受講料=全5回 3,000円(締切9月10日)」
受講方法:申込制、事前にFAX、Mailもしくは電話にてお申し込みください。受講票は発行しません。
公開シンポジウム「商都大阪の文化力」
企画展や連続講座をふまえて、大阪における文化創造の可能性を探ります。
日時:10月20日(土)午後1時~4時
基調講演:「商都大阪の文化力」
伊木 稔(大阪商業大学商業史博物館館長・大阪商業大学大学院教授)
報告:「経済人とコレクション」
武藤治太(國民開館会長・ダイワホールディングス相談役)
報告:「文化装置としてのミュージアム」
蓑 豊(兵庫県立美術館館長・金沢21世紀美術館特任館長・大阪市立美術館名誉館長)
報告:「アジアの中の大阪とその文化」
中谷伸生(関西大学教授)
パネルディスカッション
コーディネーター明尾圭造(大阪商業大学商業史博物館主席学芸員)
会場:大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天
参加費:無料
定員:300名
参加方法:申込制(締切10月15日)、事前にFAX、Mailもしくは電話にてお申し込みください。
連続講座・公開シンポジウム申込書(PDF:196KB)
申込方法
申込は電話、FAX、Mailで受付します。
①氏名②住所③連絡先(電話番号またはメールアドレス)を表記の上、大阪商業大学学術研究事務室まで
〒577-8505 東大阪市御厨栄町4-1-10 TEL 06-6785-6139、FAX 06-6785-6237
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