関西を拠点に新しい発想で多彩なテーマに挑戦。幅広い研究領域と調査活動から゛商業゛のメカニズムを読み解く。

寅 上方富興行 5

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飛鳥御殿の稲荷大明神

 飛鳥御殿の稲荷大明神では、富籤というより〈御福引〉として賞品を支給しています。〈米五斗〉〈蓋茶碗十人前〉〈桑煙草盆〉〈鏡台〉〈八寸鏡〉〈茶呑茶碗弐十人前〉〈渋蛇の目傘〉〈白木綿〉〈木綿嶋〉〈手拭〉などを福引の景品としていました。御初穂代が六銅ですから、銭6文で数字が書かれた紙札を購入できたのでしょう。
札数も不明なので、賞品の合計金額を銭6文で割った数字以上の富札を販売できれば、差益が生じることになります。


飛鳥御殿御福引仕法書(吉田昭二氏所蔵