千種稲荷大明神は、御社再建助成のため、信心のある人に初穂料金一朱で寄進を依頼し、寄進者には槍鬮をもって福引をさせました。札数は、花・鳥・風・月の4印で1印1200人に定めています。完売金額は金300両になります。鬮は全部で100回引かせ、印違いを含めて全400人に賞品の木綿を渡すことになっていました。